西巣鴨創造舎体育館にてイギリスの戯曲家サラ・ケイン作「4.48サイコシス」の公演。
(音楽担当)[東京国際芸術祭関連公演]
関連webサイト
http://tif.anj.or.jp/program/448.html
作:サラ・ケイン
演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
美術:佐藤慎也
照明:田島佐智子
音楽:安野太郎
演出助手:田中智佳
舞台監督:寅川英司×突貫屋
出演:谷川清美/笠木誠/水町レイコ
久保彩美/徳山富夫
暴力的なデビューからわずか4年後の1999年、自殺によって28才でキャリアの幕を閉じたイギリスの劇作家サラ・ケイン。彼女の遺作「4.48 サイコシス」は、触れる者の肌をしずかに切り開き、深く突き刺さる。その詩的なことばは鬱病で自殺願望をもつ〈わたし〉の物語として作家自身と重ね合わせられてきたが、テキストには人物の指定もト書きもなく、むしろさまざまな人々の生の交錯する、同時多発的な"場"へと裂けている。誰もがもつ「この自分という冷たく黒い池」。そして"他者"と通じ合うこと。魂の舞台ともいうべきその場所から、現在の日本社会の抱える"痛み"が姿をあらわすだろう…
会場
にしすがも創造舎特設劇場
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