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AACパフォーマンス道場

AACサウンドパフォーマンス道場に入選しました。

この企画はコンペティション形式なんだけど、すでに完成した作品を求めているわけではなく、企画書や、企画に関する音源、映像などを提出してその発展性を見込まれた作品が、上演機会を与えられる。というものなのです。
入選作品には制作費の補助が与えられ、作品のブラッシュアップ・プログラムもあり、とてもユニークなコンペティションです。ユニークではあるんだけど、何故サウンド・音楽系にいままでこのようなコンペが無かったんだろうというほど、わりと世の中にあって当然のコンペだとも思う。とにかくなかなか類をみないコンペではあるので、愛知芸術文化財団はこの企画を全国に誇ってもいいと思うし、もっとみんな真似しろ。
音楽系の作家(とその卵)で、人前でプレゼンをしたり、企画案を提出したりということはあまり縁がないかもしれない、僕はIAMASに通っていたということもあってプレゼンにはいくばくか馴れた。大コケすることもある(むしろ良くコケる)けど、もうコケることはどうでも良くなった。あるアートマネジメント筋の話しでは、現代音楽系はお金が降りにくいとかいう噂を聞くがそれもそのはず、自分の作品をプレゼンテーションする機会がほとんど無いのだから。アピールしようにもどうアピールすりゃあいいのか分かんない。特に自分と違う文化圏の人にアピールする機会は必要だと思う。お金が絡んでくると、自分の文化圏外の人間にアピールすることがどうしても不可欠になってくる。自分と違う文化圏の人にアピールしない作品はどんな作品になるか。。。もうこれ以上というかすでに自分も苦しくなってくるので言えないよ〜。
これを見てる知人は僕に対しておめえはどうなんだよって多数のツッコミを入れてくれてるかもしれないけが、自分のことを棚に上げて言ってます。

僕は去年行われたこの企画の第一回公演を鑑賞して痛く感動したので、今年アナウンスがあったらきっと出そうと思っていた。けれども今回アナウンスがあったときに、この企画にマッチした企画が自分の中にあるかといったら、そうでもなかったのだけど、今の自分で「これだ!」と思う物は音楽映画しかなくて、とにかくどうなってもいいから出したれと思って企画を提出したのでした。僕は提出期限にきっかり間に合うように出したんだけど、後から見たら提出期限が10日も延びていて、それを見てショックでもうダメかと思ってアンフェアだーっていって今度は愛知芸術劇場のエントランスでゲロ吐いてやろうと思ったけど、とりあえず入選できて良かった。

けど、これから大変だよきっと。音楽映画・横浜もあるしね。とにかくお小遣い稼ぎをしなくても良い大義名分ができてそれだけでも僕は嬉しい。

選考結果
AACサウンドパフォーマンス道場webサイト

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