ビデオ見てハーフについて振り返った。
夜食で韓国のカップラーメンを食べることが日課です。
辛いのもあるし、辛く無いのもある。とにかくハマってます。
話を飛ばし飛ばしで書いていきます。
HMGMというアダルトビデオプロダクションが作った『セキ☆ララ』というドキュメンタリービデオをツタヤで借りてみました。
映像的にはカンパニー松尾の弟子って感じの映像。まぁそれはいいとして。
内容は面白かったです。色々自分自身を振り返ることができたり、今も色々考えちゃうような内容でした。
とてもオススメです。レンタルビデオ店によっては、アダルトコーナーにあるかも知れないです。
関内のツタヤには、ドキュメンタリコーナーにありました。関内のツタヤはコアなビデオがあまり充実してないけど、たまにはある。
あらすじは、2話構成みたいになっており、1話は、在日韓国人のAV監督が、普通の日本人のAV男優、在日韓国人（三世）のAV女優のアダルトビデオ撮影の合間に彼女にインタビューしたり、彼女の故郷（京都、広島）を訪ねたりしてアイデンテティ（みんなが好きな言葉）を掘り下げる内容。
2話は、中国人留学生の女の子がアダルトビデオの仕事がしたいと面接に来て、その面接から、撮影までを追って行く内容、お相手は在日北朝鮮人から在日韓国人に国籍を変えた経歴を持つAV男優。彼は僕が一時期結構はまったV&Rプランニング（サンパウロに支社があったりして、三年前にブラジル行った頃にマジで訪問しようかと思った。）のビデオによく出演してました。
印象に残ったのは、在日韓国人のAV女優の家庭では、紅白歌合戦とかで「この歌手は南（北）だ。」とか判別して楽しんだりするシーンがあったりすること。あと、監督は中国人留学生という言葉の響きから色々想像される背景などをインタビューとかで引き出そうとするも、彼女はそんなことどうでも良くて色々お構いなしに、セックスをめちゃ楽しみまくってること。彼女には脱帽でした。
自分を振り返ると（ただのハーフだから在日系とはあんま比較にならないけど）、芸能人をみてこの人ブラジル系だとかいっても、カルロス・トシキ（知ってるかな？）とマルシアとギリギリでアントニオ猪木ぐらいしかいなくて、それらみんな日系ブラジル人の系統だったりして、僕は日系ブラジル人の家系ではなく、日系ブラジル人との繋がりは希薄だったりするので、あんま感じることも無くて。という感じでした。
差別系のことは埼玉っていう微妙な田舎ベットタウンで育ったということがあって殆ど受けなかった。本当に小さい頃に子供達から差別を受ける事はあったけど、殆ど覚えてないからあまりひどく無かった。大人からは差別を受けた事はほとんど無いと思う。なぜ差別がほとんど無かったか今振り返ると、時代もあるけど、母親が白人だったということがあるんでしょう。うちの母親が授業参観とか来たらインパクトあるし、やっぱ白人は特別視されるからね。日系の逆輸入もはじまってない時代の埼玉では、ブラジルと言われてもあまりピンとこなかったのでしょう。白人という方がピンと来る。そんな埼玉という位置関係が微妙なバランスだったのです。もし東京で生まれ育って、もっとスマートだったら、僕は六本木あたりでブイブイいってるナンパなハーフになってたのでしょう。
ブラジル人に対してあまり良いイメージの無い中部地方で育ってたらまた違ったと思う。それも、日系人の逆輸入以降の話だから分からないけど。
うちの父と母のなれそめはデザイン系の専門学校で出会った学生同士という関係でした。父親は東京に本籍がある空襲で埼玉に逃げた系の兄弟は高校はみんなミッション系という家庭。母親は父親（おじいさん）の仕事の関係で一緒に日本に来た系。おじいさんの仕事は高度成長の日本と技術と資源の取引系。
前にブラジルのおばあさんから聞いた話で、おじいさんが日本人女性と浮気をしていたと言う話で、良く聞くと日本人の女の子にお風呂入れてもらってたとか。それってソープランドっつーんだよ。おそらく当時はトルコ風呂でしょう。浮気じゃなくて接待なんでしょう。芸者と遊んでる写真もみました。
おじいさんは、ソープランドとか楽しんでおきなながら、日本人の男は女にひでぇことするからとか言って結婚には大反対だったようです。ハーフが生まれて育つって事はその国の時代背景とダイレクトに色々繋がってるんだなーと人ごとの様に思ってしまいますが、僕や家族など当事者はあまりそのことについて考えてないです。事が起こってから初めて色々な問題にぶち当たったりするのです。母親は父親と結婚するときに何故結婚するのかを領事館とかブラジル政府の機関からしつこく聞かれたそうです。
母親にとってはあまりにふざけた質問で、『「愛してるから」に決まってるじゃん、それ以外に何があるんだろうか』と泣きながら答えていたそうです。父親も母親も人種の問題について特に進んだ思想とか持っていたわけでもなく、普通の純愛系です。彼らは純愛系だけど、それが成り立つ時代背景というものがあった。結婚するにあたってある程度の勇気も必要だったとは思う。
最近は、もっと自分のただのハーフの側面を売りにしてもいいのかなと感じ始めてるので、何を売りにしようかなーと考えたところ、候補として性について掘り下げようかと思っています。日本は元々性に開放的な民族だった。ブラジルも性に関しては日本とは別の意味で開放的だと考えてます。北アメリカと南アメリカの人種に関する考え方の大きな違いはセックスだと思ってます。なんも裏はとれてない持論。
北アメリカも南アメリカも黒人奴隷とか人種差別はあったけど、それぞれ別の歩みを歩んで来て今に至る。北アメリカは人種のるつぼというより、サラダボウル（棲み分けされてる、最近はどうか知らないけど）。南アメリカは人種のるつぼ。混じり合ってるというわけです。別の人種間でのセックスが北アメリカに比べて積極的だったのです。どういう意味で積極的だったのかは知らない。それはイギリスとスペイン、ポルトガルという旧宗主国の歴史の違いがあるのか調べてもいないので分からないのですが。
同性間のセックスもわりと開放的。例えば、僕のブラジルの家族には一族が入ってるyahooのメーリングリストがあるのですが、僕のお母さんの従姉妹は結婚して子供もいて、子供が一人前になって手がかからなくなったら離婚した。離婚した原因はレズをカミングアウトしたからです。MLには彼女との旅行の写真が送られてきたりしているみたいです。
なんだわからないけど、かっこ良過ぎる。。。
日本とブラジルの開放的なセックス観が融合したらどうなるんだろうか？
ただのふざけたエロになりそうなんじゃねーの？
とりあえず、カーマスートラからはじめてみる？禁欲とか。
サークルに通うお金が確保できるかどうかが問題ですが、一念発起してカポエイラは始めようかと思っています。MAXの講師をやったことによって知った、フィジカル系の波にどう対応するかという僕なりの知恵です。音楽的にも重要だと思うし。
昨日は、さなぎ食堂に死ぬ程美人なアメリカンスクールの学生がいました。彼女は足の弱いおじいさんの為にお膳を運んでいたのですが、彼女がお膳を運ぶときに、僕の真横、男ならちょっと近いなって思う様な距離にほんのちょい長めに静止したのでした。そのときにわずかに何か感じた。まぁ99%勘違いだけど、意識し始めた俺のセックスアピールが効いてきたのかなと思うことにすることから始めたいと思います。