2012年08月12日

ゾンビ音楽

新作発表のお知らせです。

8月30日、31日に、東中野のRAFTというライブスペースで、新作の発表をします。
『名づけることのできない仕事』
というイベントの中の1コマです。


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ゾンビ音楽
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8月30,31日は僕がこの夏取り組んでいるコンピュータ制御によるリコーダーのロボットと、それによる音楽を発表します。ロボットによる音楽というと、自動演奏の文脈で様々な試みが行われていますが、その殆どは人間の世界の音楽をいかに人間のように演奏させるか、もしくは人間の世界のルールに基づく音楽の演奏を、機械で拡張した超絶演奏を見せるものでした。僕はロボットにはロボットの音楽があるはずだと思っているので、そのような音楽を模索して取り組んでいます。僕は現在開発中のリコーダーロボットを、ゾンビリコーダーと呼んでいます。
人の身体を持ちながら人の意識を持たないゾンビと同じく、人間の音楽を鳴らす為に生まれた楽器をその音楽を奏でる為の理屈でない方法、意識で演奏させるからです。具体的には、リコーダーの場合、西洋音楽の音律に基づくある音程の音を鳴らそうと思ったら、その音程を導く為の運指を即座に導いて、しかるべき強さで息を吹き込めばその音は鳴ります。実際そんな細かい事考えながらリコーダーの演奏家は演奏を行ってはいないと思いますが、西洋音楽の作法、音感がその身体に染み込んでいるのは確かです。ゾンビリコーダーは、そのような人間の世界の理屈では演奏されません。実際にどのような音楽が作られてどんな音が響くのか、それは会場で体験して下さい。この世とは違う別世界の意識によって動かされるリコーダー、その彼岸の音楽を。

本番まであと20日ほどしかありませんが、ロボットは未だ開発中です。ロボティクスの知識&経験等ほぼ無かったのですが、今回発表する音楽の背景を考えると、ロボット制作は外注せず自分で作らなければ意味が無いと考えており、愚直にトライ&エラー、スクラップ&ビルド、サーキット&ベンディングを繰り返しております。これは昨今話題のDIY精神に乗っかってるのではなく、今回発表しようとしている音楽が僕にそうさせるのです。フランケンシュタイン博士は人造人間(ゾンビ)を自分で作ったからです。

色々書きましたが、このゾンビリコーダーはまだ序章で、ゆくゆくは人間の身体にゾンビ音楽をインストールして、ゾンビの上塗りを行い、真性のゾンビを生み出すつもりでいます。来るべき時の為に今回のゾンビリコーダー初披露に立ち会えば、今後のゾンビ音楽の発展を200%楽しめると思うので是非おすすめしておきます。


イベント詳細はコチラ
http://www.purple.dti.ne.jp/raft/unnamable

『名づけることのできない仕事』
2012年8月30日(木)・31日(金)●
両日19時30分(開場、受付30分前) 予約¥2,500(当日¥2,800)
※小さい会場です。ご予約をお薦めします
NPO法人らふと tel→03-3365-0307  mail→yoyaku@raftweb.info
・メールでご予約の際は、件名を「名づけることのできない予約」とし、本文に「お名前/観覧日時/枚数/ご連絡先」をご明記の上お申し込みください。
・2日たってもメールの返信が無い場合は、ご予約が完了していませんのでお手数ですが再度メール、もしくはお電話にてご連絡ください。
・全席自由席です。開演時間を過ぎてご入場の場合、ご予約されていても、お席にご案内できない場合があります。余裕をもってお越しください。

その他、9月8日にも西麻布bullet'sというクラブでゾンビリコーダーを披露します。他にはは東京都現美で、ナデガタインスタントパーティーという美術グループの作品で、団塊の世代と合唱したり、10月には美術家の小沢剛さんとのコラボレーションで、別府市の別府タワーを歌わせたりなど、色々ありますので、それらは追ってお知らせします。

写真:開発中ゾンビリコーダー
写真

投稿者 taro : 01:31 | コメント (0)

2010年06月04日

安野太郎6月の予定

◯悪魔のしるし

演劇/パフォーマンスユニットの悪魔のしるし主宰公演に音楽で関わります。
この団体主宰の危口さんと僕は、メタル放送大学というust番組を月イチぐらいのペースで行ってます。

「禁煙の害について」
【作・演出】危口統之 (原案:A・チェーホフ 「煙草の害について」)
【日時】6月 5日(土) 20:00 6日(日) 14:00/18:00 全3公演 (開場は開演の30分前)
【場所】 VACANT(渋谷区神宮前3-20-13)
【詳細】http://www.akumanoshirushi.com/kin-en.htm

◯快快+悪魔のしるし

快快という演劇グループの「SHIBAHAMA」という公演の中で、悪魔のしるしのパフォーマンスを行います。僕はここでドラム演奏します。木本君がベース弾いたりします。まだどんなことが行われるかよくわかっていません。快快の公演は昨日から始まっていますが、快快+悪魔のしるしは、11日12日13日の夜の回のみです。なお、このパフォーマンスではエキストラを募集しているようですので、興味のある方は、詳細をご覧ください。

【日時】6月 11日(金)19:30、12日(土)19:30、13日(日)18:00
【場所】東京芸術劇場小ホール
【詳細】http://www.akumanoshirushi.com/100faifai.htm

◯サイタマック

安野が新たに引っ越しした場所は信じられないぐらい格安の一軒家(実家に帰ったわけではありません)で、僕が一人で住むにはスペースを持て余してしまうので、この場所で情報交換や研究会などできるようにしたいと思っています。今は準備段階ですが、6月19日にオープニングセレモニーを行います。この場所は南浦和にあるそして、最近安野はヘヴィメタルについてよく考えているということで、南浦和アートセンター/メタルアートセンター(通称:サイタマック 頭文字がMAC なので)と名付けました。ですが、基本的には僕の家なので、あまり期待はしないで下さい。南浦和アートセンターは山口の前町アートセンター、青森の緑アートセンター、東京の南大泉アートセンター
(仮)と兄弟施設です。地方から東京方面へお越しの際は、宿としてうちを是非使って下さい。JR京浜東北線/武蔵野線の南浦和駅から徒歩10分、新宿までは電車で30分東京まで35分というなかなかの好立地です。

南浦和アートセンター/メタルアートセンター(通称:サイタマック)
ブログ http://saitamac.blogspot.com/

南浦和アートセンター/メタルアートセンター オープニングセレモニー
【日時】6月19日(土) 12:00(正午)
 午前:セレモニーは正午にヒッソリと行われ、午後からは夜にかけて出入り自由の空間でガヤガヤやっていますので、セレモニーに立ち会いたい人は早起きよろしくお願いします。笙の日比さんとバイオリンの丸山さんに、雅な感じの新作をお願いしています。差し入れ歓迎でお待ちしております。
【出演等】日比和子(笙)、丸山妙子(バイオリン)、etc
【場所】南浦和アートセンター(安野の自宅)さいたま市南区神明1-5-7


◯パイプオルガン曲再演

3月にみなとみらいホールで初演されたパイプオルガンの為の「横浜パッサカリア」が、東京芸術劇場で再演されます。しばらく五線譜での作曲をしていなく、苦しんで作曲した曲でしたが、この度再演されることになってとても嬉しいです。7月には、再び演奏家の原田さんからポジティフオルガンとサックスの為の二重奏の委嘱を受けていて、そちらは現在作曲中です。

ランチタイムパイプオルガンコンサート vol.84
【演奏】原田靖子
【日時】6月24日(木)12:15開演
【料金】無料
【場所】東京芸術劇場大ホール
http://www.geigeki.jp/saiji_002.html


◯ナデガタインスタントパーティー 24OUR TV

コミュニケーションやコミュニティのあり方を主題に様々なメディアを用いて作品を制作してきたナデガタ・インス タント・パーティが、まちや地域住民と新たな関係を築きながらインターネットをベースとしたテレビ局をたちあげ ます。国際芸術センター青森を拠点に、仮想のテレビ番組をつくるという目的のもと公募で集まる市民やボランティ アメンバーとアーティストが撮影クルーを組織し、一緒に青森市内各地を積極的にリサーチし映像作品として様々な コンテンツをつくっていく。そして、同時に ACAC ギャラリーを仮想テ
レビ局として撮影 & 放映スタジオを参加者と ともにつくりあげ、市民と一緒につくった映像作品を展覧会で公開する。

例によってナデガタインスタントパーティーに音楽で関わっています。

http://24.nadegatainstantparty.org/

6月26日(土)〜27日(日)[24時間]
於 国際芸術センター青森(ACAC)

投稿者 taro : 15:49 | コメント (0)

2009年10月05日

放送局 準備中!!

放送局からの生中継です。24時間態勢で準備中です。
楽しみにしてる方、いましばらくお待ち下さい。


Video clips at Ustream

オリンピックがリオデジャネイロに決まりましたね。
二年おきにワールドカップとオリンピックやっちゃってリオは大丈夫なのでしょうか。
その頃までにまた行く機会があったらいいなと思ってます。つーか行く機会作りたいです。

投稿者 taro : 16:56 | コメント (0)

2009年09月05日

ハッキリ言って降りたら暗い気分になるけど。

お客さんとか本当はあまり来なくてもいいと思っているんですが、前日にもなると、なんか告知したくなります。
明日、9月6日は怪しい放送局の開局記念コンサートです。
お客さんというより、立会人が欲しいです。是非多くの人に立ち会って欲しいです。
そしたら、後戻りできなくなるんで、多くの立ち会い人で、僕にプレッシャーをかけて欲しいです。
プレッシャー与えられる分放送局の今後に期待ができると思います。

明日は狂ったラインナップでお送りします。
詳しくは過去のエントリーを再見して下さい。

主役はあなたです。

今日は生まれて初めてフカヒレの姿煮を食べました。“釣り”の臭いがする味でした。
横浜はレゲエ祭です。
クリエイティブシティ国際会議というものも行われているらしいです。

その裏番組では、これが行われます。
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菊名なんて駅は、ハッキリいって降りても暗い気分にしかならない駅ですが、クリエイティブシティの裏番組が怪しい放送局、みなとみらいの裏が黄金町とか寿町とかベタなダメ地帯でなく、菊名というのは絶対運命な気がしています。菊名とか青葉台とか、上大岡とかにこそ横浜のシチズンがいるんだと思います。。。。。。と、断言していいのだろうか。とにかく、明日という日が訪れるのは数々の奇跡が重なってこのようになります。このお膳立てを生かして今後も頑張りますので、是非明日は立ち会って下さい。

そして、11月28日は横浜国際映像祭で音楽映画第九のライブです。
この日付けは心臓に焼き付けておいて下さい。明日来なくてもいいから。
横浜国際映像祭終了の全日です。これも数々の奇跡が重なってお膳立てされています。

よろしくおねがいします。

チラシ(pdfファイル)

投稿者 taro : 22:51 | コメント (0)

2009年09月04日

9月6日のラインナップです。

9月6日の謎のコンサートラインナップです。

14:00からスタートです。
レジェンド番号順にパフォーマンスします。
僕はMCだよ。何かするかもだけど、未定!

2009年9月6日(日)
14:00スタート
怪しい放送局開局記念ライブ
場所:菊名ハタ楽器ホール

出演

1・アンケート・アート(レジェンドno1)http://www.enquete-art.org/
2・馬場君(レジェンドno2)http://7x7whitebell.net/
3・大和田俊(レジェンドno4)・庄子渉(no7)・網守将平・土屋大輔
http://d.hatena.ne.jp/ottr/
4・縮図(岸洋子(レジェンドno8)・佐藤公哉(no5)・竹内英貴・安澤洋(no6))
http://ameblo.jp/syukuz/
5・山本謙(レジェンドno9関連)即興ボイスパフォーマンス
6・新美桂子(レジェンドno21)http://www.pboxx.jp/
7・藤井健介(レジェンドno22)http://kkf.jp/
8・初代ピアノ屋/岡野勇仁(レジェンドno30)http://www.11piano.com/

安野は司会+ラストのピアノ屋さんにピアノ曲弾いてもらいます。
良い子は会ってはならないあの人も来ます。

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チラシ(pdfファイル)

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投稿者 taro : 15:27 | コメント (0)

2009年09月03日

アジトからの生放送9月6日の告知

広島・山口6泊7日の旅から帰ってきました。
広島・山口共に良かったです。

広島、山口での出会いなど、色々大切にこれからも生きて行きます。


2009年5月30日。世界各地で謎の行動をまき起こしている謎の男(2010)に動かされたアーティストの呼びかけよって、 後にレジェンドと呼ばれる、30人の人間達が東横線菊名駅近くにある謎につつまれた「 アジト」と呼ばれる場所に集まった。壁には世界地図。電話の引かれた部屋。世界各地の 時刻を示す時計。一人たたずみ謎の言動を繰り返す謎の男。集まったレジェンドは終始頭 と心に『?』を掲げていた。この日の集合によっておぼろげながら決まったことは、この 謎のアジトを放送局として機能させること、それは音楽家の為のものであること、そして 2009年9月6日にその放送局のオープニングコンサートを行うことである。この放送 局はオープニングの日からおおむね週一回のペースで発信する。ここで発信するものは音 楽である。音楽と放送の親和性は周知のとおりである。2009年9月6日から、謎の「 アジト」には様々な音楽家が集うことになるだろう。様々な音楽家が自分の住処と「アジ ト」を往復する。その振幅と振動数による音響から、新しい音楽が創造される。「アジト 」はその音楽を世界に響かせる放送局として動き出す。


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投稿者 taro : 13:35 | コメント (0)

2009年09月02日

水戸芸術館「現代美術も楽勝よ。」展

先日の水戸レイクショーの結果です。

「現代美術も楽勝よ。」

投稿者 taro : 07:47 | コメント (0)

2009年08月25日

9月6日 音楽の為の怪しい放送局 オープニングコンサート

狂った毎日を送っています。
。。。。。。。。
。。。。。。。。
。。。。。。。。
2009年5月30日。世界各地で謎の行動をまき起こしている謎の男(http://2o1o.sakura.ne.jp/)に動かされたアーティストの呼びかけよって、後にレジェンドと呼ばれる、30人の人間達が東横線菊名駅近くにある謎につつまれた「アジト」と呼ばれる場所に集まった。壁には世界地図。電話の引かれた部屋。世界各地の時刻を示す時計。一人たたずみ謎の言動を繰り返す謎の男。集まったレジェンドは終始頭と心に『?』を掲げていた。この日の集合によっておぼろげながら決まったことは、この謎のアジトを放送局として機能させること、それは音楽家の為のものであること、そして2009年9月6日にその放送局のオープニングコンサートを行うことである。この放送局はオープニングの日からおおむね週一回のペースで発信する。ここで発信するものは音楽である。音楽と放送の親和性は周知のとおりである。2009年9月6日から、謎の「アジト」には様々な音楽家が集うことになるだろう。様々な音楽家が自分の住処と「アジト」を往復する。その振幅と振動数による音響から、新しい音楽が創造される。「アジト」はその音楽を世界に響かせる放送局として動き出す。

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投稿者 taro : 19:06 | コメント (0)

【色々反省】9月6日は音楽の放送局立ち上げオープニングイベント

時空芸術研究会に参加して色々反省した。
アーティストの為の放送局という文句はあんま良くないと思った。
音楽の為の放送局という方がいいと思ったのでそうします。
音楽をやります。

どのように反省したのかは、前のポストを見て察して下さい。

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チラシ(PDF形式18.2MB)

投稿者 taro : 01:09 | コメント (0)

2009年08月24日

2009年9月6日 日曜日 菊名

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心当たりのある方は参戦求めます!
2009年9月6日 日曜日 菊名
14:00から16:00です。

投稿者 taro : 17:45 | コメント (0)

2009年08月15日

【募集】音楽映画第九番@ヨコハマ国際映像祭【撮影・パフォーマンス】

音楽映画第九番をヨコハマ国際映像祭で発表します。

今回は16人のコーラスが必要なので、募集です。
今回はヨコハマフィールドワークという国際映像祭の企画の一環で、音楽映画の新作を作ります。
ハイビジョン映像を16分割して、16人の人間がスキャナーになり、16分割の映像をスキャンして声に変換します。16分割の映像は、単純に4×4のマルチビジョンということにもなるし、16個の別々の映像という場合も有り得ます。

今回の募集はは、声の出演だけではなく、16分割された映像を16人でスキャンする状況から、どのような映像がどのようなリズムを生み出すかなど、横浜の風景を題材にワークショップを行いながら撮影するところからやります。もちろん最後は16人で音楽映画コーラスを行います。場所は新港ピアで、11月28日の予定です。
ワークショップは、9月の二週目から毎週土曜日に行います。

ふるってご参加下さい。
よろしくおねがいします。

参加したい方は直接僕に連絡くれるか、ヨコハマ国際映像祭のサポートクルーに申し込んで、音楽映画に参加したい旨を伝えて下さい。
サポートクルー申込ページ

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投稿者 taro : 17:04 | コメント (0)

2009年08月07日

北千住「おっとり舎」でのコンサートのお知らせ

先日母親に、プール入りたいから水着を送って欲しいと行ったら、スーツケース一杯の服が送られてきて、
そのなかに水着は入っていませんでした。プール行きたい、海行きたいです。

8月15日のコンサートのお知らせです。
この日はバーレスクダンサーのチェリータイフーンさんとのコラボです。
ダンサーとのコラボレーションは大分長い間封印していましたが、
久々にやってみようかなと思えるような人なのです。チェリーさんは。
先日京都でやった知人の結婚式で踊っていたダンサーさんも知り合いということで、
世間は狭いと思いました。

以下、ライブの詳細です。

『CONCERT !!』

2009.08.15 (SAT)
19:00-21:00
VENUE:con tempo (北千住)
FEE : 500JPY
LIVE : 田中 翼, 松本祐一, 安澤 洋, 安野太郎+チェリータイフーン
※公演終了後、アフターパーティーを予定しています。

北千住にあるオルタナティヴ・スペースcon tempo (コンテンポ)では、2009年よりスペースとしての活動を本格的に開始します。その一環として、多彩なゲストとテーマ設定のもとコンサートやシンポジウムを開催していく予定です。今回は「アルゴリズム作曲」と呼ばれる作曲技法を用いた活動に取り組まれる音楽家をご紹介します。音楽を自律的に生成していくための方法やプロセスを作り上げることで、どのような新しい音楽が生まれるのか、その可能性を探ります。

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田中 翼
作曲家、ピアニスト。京都大学理学部数学系卒業。四谷アート・ステュディウムにて岡崎乾二郎、高橋悠治、三輪眞弘の各氏に師事。現在、東京大学情報理工学系研究科修士課程に在籍し、自動作曲の研究を行っている。09年1月にトーキョーワンダーサイト音楽企画公募にてソロリサイタル『情報技術時代のピアノ音楽』を行い奨励賞を受賞。10/17(土)18(日)に受賞公演『変奏曲展 − シュレーディンガーの猫の鳴き方』を予定している。主な作品=《変奏曲とは楽曲間の重ね合わせ可能性のことである》《音の写真美術館》《ゲイナーカイダンのための競奏曲》など。

松本祐一
1975年生まれ。茨城大学工学部電気電子工学科卒業。電源制御機器開発会社の研究員を経て、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)に入学。コンピュータ音楽等を学ぶ。卒業後、情報科学芸術大学院大学助手に着任。その後、同校のシステム管理嘱託員。そして現在、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科研究助手、名古屋芸術大学音楽学部非常勤講師。作曲を早川和子、三輪眞弘に師事。アンケートを行い、その回答の文章から音楽を作るアンケート・アートを中心に、アーティストのサポートや、数多くの映像作品に楽曲を提供。
http://www.enquete-art.org/

安澤 洋
東京芸術大学音学環境創造科にて電子音楽と録音芸術を専攻。「録音された音楽」が社会との関わりの中で如何に進化してゆくかの模索が創作のテーマ。

安野太郎
作曲家。1979年東京生まれ。ブラジル人と日本人のハーフ。東京音楽大学作曲科卒業、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。代表作に人間が世界をどのように見ているかに注目した『音楽映画』シリーズ、吹奏楽器の指使いに全く新しい考え方で挑んだビット運指法による一連の作品などがある。 作品はこれまで、京都ビエンナーレ、アルスエレクトロニカ、東京の夏音楽祭、大垣ビエンナーレ、自主企画コンサートなど、様々な場所・イベントで発表されている。
AACサウンドパフォーマンス道場オーディエンス賞
第12回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品
平成19年度横浜市創造的芸術文化活動支援事業補助金対象芸術家
平成20年度横浜市先駆的芸術活動助成金対象芸術家
http://www.poino.net/taro/

チェリータイフーン
まん丸ボディ!パワフルシミー!スーパースマイルがチャーミングなバーレスクダンサー。
シアトリカル(演劇的)で生命力溢れるショーを見れば、思わずあなたも笑顔になっちゃう!?
横尾忠則展、姉川たく展(日本)エリザベス・コップフ展(オーストリア)など現代美術とのコラボレーションも積極的に展開。2008年からはNY発のBurlesque Art Event「'Dr.Sketchy Tokyo」の日本語MCも手がけるほか、地元「浅草」を初めとする、各地の建築遺産、市街地、遊園地などを舞台とした都市体験型ショー「御存知浅草貴婦人会」プロデューサーとしても活動中。
インターナショナル・バーレスクユニオンTeam Burlesqueのメンバー唯一の東洋人。

--
con tempo
web http://www.ottr.cc/con_tempo
mail info@ottr.cc
address 東京都足立区千住緑町 3-1-28 おっとり舍
JR、メトロ北千住駅より徒歩15分、京成線千住大橋駅より徒歩10分
足立宮元町郵便局前

投稿者 taro : 12:45 | コメント (0)

2009年08月01日

音楽映画第八番『越後妻有→仙田』明日発表

音楽映画第八番『越後妻有→仙田』いよいよ明日発表です。


越後妻有トリエンナーレが26日からはじまっていますが、
そこで音楽映画第八番『越後妻有→仙田』を発表します。

この公演は、東京芸大と、東京大学の共同プロジェクトである、
『仙田保育園大学』というプロジェクトの中で、学生にプロデュース
されて行われている公演です。

場所は、越後妻有トリエンナーレの川西エリアにある、旧仙田保育園
という場所で行います。

僕の作品は例によって、越後妻有、川西エリアの仙田地区の映像を素
材に音楽映画という音楽を発表しています。去年の大垣ビエンナーレ
で発表した作品のシリーズです。

今回は、地元の集落の住人と一緒に声のパートを作り上げています。
昨日はワークショップの初日を終えました。

以下、公演日程の詳細です。

http://sendauniv.web.fc2.com/

音楽映画ワークショップ&ライブ 
音楽映画第八番〈越後妻有→仙田〉
ワークショップ 7月27日、29日~31日の4日間を予定。各日3時間程度。
ライブ 8月1日(土)①14:00~、②17:00~(2回公演の予定)

第一回 14:00~

第二回 18:00~


場所:旧仙田保育園
新潟県十日町市中仙田甲3485-3
http://maps.google.com/maps?client=safari&q=%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%81%E6%97%A5%E7%94%BA%E5%B8%82%E4%B8%AD%E4%BB%99%E7%94%B0%E7%94%B2%EF%BC%93%EF%BC%94%EF%BC%98%EF%BC%95%EF%BC%8D%EF%BC%93&oe=UTF-8&ie=UTF8&split=0&ei=NHJuSvGgKZSI6wOAwpyzBA&z=16&iwloc=A


越後妻有トリエンナーレに来ようと思っている方は、是非お立ち寄り下さい。

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おまけ映像。

投稿者 taro : 00:08 | コメント (0)

2009年07月17日

水戸で楽勝LAKE SHOW!!

千波湖を舞台にした野外フェスティバル
LAKE SHOW
300人のエキストラ大募集

7月19日(日)17:00〜20:00
雨天順延 20(月・祝)
場所は千波湖(水戸駅から徒歩15分)


これだけ書いても良くわからないと思うので、かいつまんで解説します。

Nadegata Instant Party(http://www.nadegatainstantparty.org/)というユ
ニットが水戸芸術館で行われる『現代美術も楽勝よ。』展関連企画で「学
芸員Aの最後の仕事」という映画を撮影しています。

この映画は、水戸芸術館を舞台にしたサスペンスで、学芸員が殺され、水
戸芸術館の収蔵品に犯人探しの鍵になるヒントが隠されていて謎を解いて
行くという、95%『ダヴィンチコード』です。
この映画のラストシーンで、水戸の千波湖を舞台にした野外フェスティバ
ルを撮影するようです。その際に300人のエキストラが必要らしく、そ
の募集のお知らせです。水戸で映画の撮影に参加してみませんか?

千波湖でポイ野というミュージシャンのダンスチューンで300人が踊るみたいです。
僕はただ遊びに行った人として参加します。

この機会に是非水戸へ行ってみませんか?
それでは、現地で会えたら踊りましょう。
水戸は僕の茨城に対するイメージを変えたいい町です。

昨日から今日にかけてほとんど徹夜で水戸にいました。

LAKESHOWに関する特設サイトがあるので、そちらも参照下さい。

http://www.nadegatainstantparty.org/lakeshow/

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投稿者 taro : 17:10 | コメント (0)

横浜フィールドワークのお誘い(明日7月18日)

僕は大学で働いていたりするのですが、同僚の齋藤 理恵(現代美術・文化研究)さんが
中心になって、横浜のアートシーンをフィールドワークします。
僕は道案内役をやります。僕が道案内役をやるからには、普通の横浜を見せるわけにはいきません。
確実に僕にしか紹介できないシーンを紹介できるでしょう。裏の裏を見せます。僕程の者にもなると、
その裏の札も持っています。(そして、その裏も)


今回は前からずっと紹介したいと思っていた場所・人です。僕にフィールドワークの話がきてまず揚
げるとしたらこうなるというチョイスです。

(以下、齋藤さんの文章)
この度、7/18(土)に作曲家の安野さんと齋藤で、横浜にて自由参加形式の
フィールドワーク・ツアーを行います。
具体的には、以下の4名の方々の活動する場を訪れ、それぞれが横浜という場所
や芸術活動とどのように関わりながら、現場を動かしているのかについて、話を伺う予定です。

【訪問予定先】
1.よこはまばし アートピクニック TOCO 市村先生
2.YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE 岡部友彦氏
3.チングルベル(古着屋) 後藤幹夫
4.ゲーテ座(岩崎博物館) 小池成樹氏

【各場所の紹介と訪問の目的】
1.よこはまばし アートピクニック TOCO
アーツ・コミッション・ヨコハマの「芸術不動産モデル事業」の支援により
開設された、アトリエ、ギャラリー、カフェを併設した複合スペース。
南区高根町にオープンしたばかりの本施設に立ち寄り、主催の市村作知雄氏
を中心に、今後の活動展開などについて話を伺う。

2.YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE
かつては日本の三大ドヤ街として知られた横浜の寿町に、新たな動きが既に始動している。
その先駆けとなったのが、YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE(YHV)。日雇い労働者を
受け入れるための簡易宿泊施設が軒を並べていたこのエリアに、若い人たちが安価で
泊まれるゲストハウスの仕組みが作られた。今ではその活動は、単なる宿泊施設以上に、
人と人とを結びつけ、様々な交流が寿町から生み出されている。
このYHVの仕掛け人である岡部友彦氏に、寿町の現在や横浜での活動について
インタビューを行う。

3.チングルベル(古着屋)
中区石川町にある古着屋。代官山にも支店がある。この店主は、古着屋の運営とは
別に、様々なライブやイベントの企画者でもある。ライブではボイスパフォーマ
ンスやジャズ、キャバレーショーなど様々な催しが行われるが、その場所は
ゲーテ座や黄金町のカフェなど、界隈の様々な場で展開されている。全く独自の
アート活動を行いつつ、フリースタイルで生活する店長の後藤幹夫氏に、横浜の
町とのつながり、自身の展望について話を伺う。

4.ゲーテ座(岩崎博物館)
小池氏は、伝統あるゲーテ座で働きながらも、その活動は実験的で幅広い。
地域の中で、芸術活動に積極的に携わり、また支援活動を個人レベルで実践して
いる小池氏と、アナーキーママに、ゲーテ座のみならず、横浜であらゆる人々と
つながっている日常について話を伺う。

*********************************************************

案内人は、新進気鋭のアーティスト、安野太郎。横浜在住者として、
観光名所ではない横浜を知るお手伝いをします。

横浜のことをよく知らない、普段行ってみたことの無い場所を歩いて、
そこで何が起きているのかを知りたい人、何か新しいことをしてみたい人、
ぜひ参加してみてください。今回訪問する場所は、横浜といえど、普段は
なかなか行くことのできない場所ばかりです。
また、実際に町を歩き、現場にいる人と話をするということを、今後のみなさん
の研究や活動にぜひ役立ててほしいと思います。

参加希望者は、7月12日(日)までに、以下のメールアドレスまで
「フィールドワーク参加希望」と題してメールをお送りください。
送り先:saitorie1@gmail.com (齋藤)

本文には、以下の情報をお知らせください。
1.氏名
2.学年・プロジェクト名
3.当日の連絡先(携帯電話など)

参加希望者には追って、詳細を連絡します。

以下全体のスケジュール簡易版です:
【開催予定日時(予定)】
7月18日(土)
・11:00 ZAIM集合(http://za-im.jp/php/modules/info/rewrite/tc_7.html)
・〜11:10 出欠確認、概要説明

・アートピクニック TOCO

お昼休憩

・ YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE

・チングルベル

・ゲーテ座
・17:00 ゲーテ座にて解散(最寄り駅:元町・中華街徒歩7分)

・石川町または根岸
・18:00頃打ち上げ

投稿者 taro : 13:06 | コメント (0)

2009年07月10日

SIGGRAPH2009 The Computer Animation Festival

去年アニメーション作家の早川貴泰さんの作品「塵芥集」が、
SIGGRAPH2009 The Computer Animation Festivalにノミネートされました。
安野は音楽(サックス四重奏)を作りました。
音楽と映像とのからみがわりと評価されたようで、嬉しいかぎりです。

http://www.siggraph.org/s2009/computer_animation_festival/juried/index.php

jinkai-full


「塵芥集」 

 Director : 早川貴泰 webサイトへのリンク
 Music composer : 安野太郎
 
 Saxophone : 江川良子
 Recording & Mixing : 高橋享平
 Recording Staff : 相澤里紗 中川研人

 Contributor : 源田悦夫  九州大学 大学院 芸術工学研究院 先導的デジタルコンテンツ創成支援ユニット 

 Producer :白井暁彦

 Special Thanks : 小島一郎

■会期:2009年8月3日(月)−8月7日(金)
■開催地: New Orleans / USA

投稿者 taro : 19:00 | コメント (0)

LAKESHOW/レイクショウ

ナデガタインスタントパーティーのレイクショウ
エキストラの募集です。

http://www.nadegatainstantparty.org/lakeshow/

投稿者 taro : 18:26 | コメント (0)

2009年07月06日

辿り着きその後2

次は21日火曜日に会おう。

投稿者 taro : 15:37 | コメント (0)

たまたま7.5その後

たまたま7.5やってきました。

地域アートプロジェクトの座談会(船橋コミュニティーアートの人と、別府アートプロジェクトの人と大木さん)の流れから、音楽映画に行くというお膳立てにも程があるという流れでの音楽映画第6番『寿町』でした。楽しかったです。

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投稿者 taro : 15:22 | コメント (0)

2009年07月01日

たまたま7.5

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ライブのお知らせです。
ミョーなところで共通点があって惹かれている、映画監督の大木裕之さん主催のイベントです。
大木さんが喋る「地域プロジェクトの今後」というのっぴきならなそうな座談会もあります。
僕は音楽映画第6番『寿町』という作品を発表します。

以下、詳細です。


7月3日(金)4日(土)5日(日)
18:00オープン19:00スタート
チャージ:2000円(W/1D)

僕が作品発表する7月3日のラインナップです。
7/3(金)

〇尾張美途(ライブ)
〇坂本倫子(リーディング from 別府)+下山浩一(コミュニティアート船橋理事長)+大木裕之〜「地域プロジェクトの今後」座談会
〇安野太郎(音楽パフォーマンス)
〇U3(波)
〇山本泰輔(モッティ〜BABY Q ダンス)
〇pinkman(ライブペインティング)

■ご予約・お問い合わせ
大きい木 メール:tamatamalive@gmail.com 
電話:090-3145-2083(いまじょう)

■たまたまブログ http://tamatamalive.blogspot.com/

■武蔵小金井アートランド
東京都小金井市本町1-16-6 小金井マンションBF
電話:042-383-6155
JR武蔵小金井駅南口から徒歩2分

tamatama75_ura_03

投稿者 taro : 10:09 | コメント (0)

2009年06月30日

仙田保育園大学

仙田保育園大学WEBサイト

越後妻有トリエンナーレで仙田保育園大学というプロジェクトを行います。
音楽映画の新作をやります。

新潟の仙田地区という場所を回って撮影してきました。
本番は8月1日です。

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投稿者 taro : 15:47 | コメント (0)

2009年06月19日

アナーキーママ一周年

寿から引っ越しても金曜日はアナーキーママというカフェに通ってます。
どこがアナーキーなのかよくわからないのですが、"ママ"というものはアナーキーという言葉の
意味など知らなくて良いのだと思います。
このカフェはその日の感情を料理に表す感じがママです。料理が辛いときはピリピリしてるみたいです。
そして、三週連続で辛くて、しかも三週越しでクレッシェンドしてました。

そのアナーキーママが一周年記念のイベントを行うそうです。
撮影を頼まれたので行こうと思ってます。
7時間の撮影がどれだけ大変なことなのか分かってないようですが、
"ママ"とはそういうものなのです。

http://yaplog.jp/anarchymama/

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投稿者 taro : 19:17 | コメント (0)

2009年06月11日

来週の月曜日

来週の15日月曜日ですが、アジトに主と一緒にいます。興味ある方は一緒にどうぞ。辿り着きその後や『9月6日』について話すと思われます。

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アジトの場所は、過去のエントリーから。
『辿り着き』のお誘い

投稿者 taro : 15:32 | コメント (0)

2009年06月04日

引っ越ししました

このたび、引っ越しをしました。
これまでは横浜市の寿町という町に住んでいました。
一年半の寿生活でしたが、とてもいい時代でした。忘れられません。

今は寿町から少し離れた場所に引っ越しました。
そして横浜市民にもなりました。

駅から近くてアクセスもいいので、おしり合いの方は是非遊びに来て下さい。
ベイサイドですが、すぐそばは石油コンビナートで、歩いて火力発電所にも
行けます。これはこれで嫌いじゃない感じの町です。

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屋上もあるのです。
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投稿者 taro : 18:58 | コメント (0)

2009年05月30日

無人島に辿り着いた人間が放送局をはじめた。

無人島に辿り着いた人間が放送局をはじめた。
レジェンド達と起こした奇跡。

投稿者 taro : 15:12 | コメント (0)

『辿り着き』開始

ライブカメラで中継。

http://www.ustream.tv/channel/tadoritsuki-livecam

投稿者 taro : 00:40 | コメント (0)

2009年05月26日

『辿り着き』のお誘い

このエントリーを読んでる人へ

今月末、5月30日に怪しい「遊び」を考えています。この文章を読んだ方でその気のある人は、
とある場所に辿り着いて欲しいと思ってます。

このような『辿り着き遊び』を考えたのには訳があります。
僕は先月から非常に怪しい筋の人間と共同で、とある場所に『アジト』を持つことになりました。
『アジト』を持つという話は計画的に進められてきた訳ではなく、ある日突然やって来たものでした。
僕はいきなり先月から『アジト』を持たされてしまったです。

今はこの『アジト』を有効利用する方法を考えて、頭を抱えています。
まず分かった事は、僕個人でこの『アジト』を利用するよりも、仲間と恊働で使っていった方が良い
と思いました。
そして、僕は作曲家を名乗る芸術家の端くれですので、この『アジト』を芸術に関係するような場に
したいと思っています。

通常は、何か他人と恊働でアート組織などを立ち上げる場合は、気の合う仲間同士や、同じ理念を持
ち合わせた者同士で何かを立ち上げる場合が多いと思います。ですが、僕は何らかの接点で仲間と出
会うそれ以前に『アジト』を与えられてしまったのです。
このように順番が全く普通じゃない状況で一体僕はどのようにして恊働できる人を選んでいけば良い
のか分からないので、この秘密の場所、怪しい『アジト』へと辿り着くためのゲームを行い、辿り着
いて来た人と話をしようと思いました。とにかくまずは話をするところからはじめます。

5月30日に僕は24時間『アジト』にスタンバイしています。
あなたは僕の待つこの『アジト』に辿り着いて下さい。いかなる方法でも構いません。

この日にわざわざ来てくれた人、時間を割いた人、アジトを発見できた人とは何かありそうな気がし
ています。この『辿り着き』を元に本当の意味で『アジト』を生成し、この場所を共有、そして何か
恊働できる人物が集まると信じています。

何もヒントが無いようでは、辿り着けるものも辿り着けないと思うので、ヒントを出します。
このヒントを便りに辿り着いてみて下さい。

☆ヒント☆

以下のURLにアクセスして下さい。
http://najimi.jp/poino/

開いたページの右側を見ると、Searchと書かれたボックスがあります。
ここに、???と入力しましょう。
いくつかの項目に絞られたことでしょう。
すべて???と書かれた項目が並んでいます。
この項目はある場所を指します。
この絞られた場所のどれかに僕は24時間待機しています。
5月30日の0時から24時間です。

項目名をクリックすると、また色々な発見があると思いますし、地図も見れたりしますので、そこから
導きだせる手がかりを頼りに『アジト』に辿り着いて下さい。

とにかく待っています。

安野太郎

投稿者 taro : 01:37 | コメント (0)

2009年05月15日

5月22日ゴタンダソニック

今日は、pboxx(新進気鋭のレーベル)のオーナー新美桂子と打ち合わせの為に僕の都合で強引に下高井戸のお気に入りのうどん屋JAZZKEIRINに来ました。

彼女はチリ人のミュージシャンである、Juan Parra Cancinoさんをつれてきました。これによってラテン度の高い会になりました。昨日は泥酔しており、その後のことだったので、何を話したかあまり覚えてませんが、
こんど22日にゴタンダソニックというところで、共演できることになったことは覚えています。

当日の詳細は情報が流れ次第お知らせします。
僕は、名古屋で発表した「ののじで2009」もしくは、2005年作曲の「ののじで」と、音楽映画のプレゼンをさくっとやると思います。

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Juan Parra Cancinoさんと、新美桂子さん。JAZZKEIRINの前で。


投稿者 taro : 17:24 | コメント (0)

2009年04月09日

4/25(土)AMクルーズVol.4:「ヨコハマ・フィールドワーク」

今年度もはりきって行きたいと思います。


4/25(土)16:30-17:30
AMクルーズVol.4:「ヨコハマ・フィールドワーク」

11月のヨコハマ国際映像祭2009開催に向け、3月より開催会場周辺にて[AMクルーズ]と題したプレイベントを開催しています。
今回は、「まちと映像との関わり」について3名のゲストの活動や研究を紹介しながら、どのような展開が可能か皆さんとともに考えます。

■ヨコハマのまちを調査する?
中島 智 氏
芸術人類学
武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師

映像人類学という視点から、映像を用いたフィールドワーク調査の方法について考えます。「都市/映像/サンプリング」をテーマに計画を発表します。

■ヨコハマのまちが楽譜になる?
安野 太郎 氏
作曲家
方法マシン代表

作曲家・安野氏による、撮影された映像に映った内容をテキスト化して読み上げて音楽を構成するパフォーマンス作品「音楽映画」を紹介します。

■ヨコハマのまちがキャンバスになる?
高松 真平 氏
Graffiti Research Lab(GRL)研究者
情報科学芸術大学院大学IAMAS在学

デジタルテクノロジーを使ってまちの中でグラフィティを描くツールを開発提供しているNY発のアートユニット「Graffiti Research
Lab(GRL)」を紹介します。

投稿者 taro : 16:02 | コメント (0)

2009年03月28日

『サーチエンジン』ピアニスト炎上 明日です!!

3月29日(日)
方法マシンによるピアノコンサート
『サーチエンジン』ピアニスト炎上
出演:岡野勇仁(名誉マシン)
   方法マシン

場所:川崎市市民ミュージアム逍遥展示空間
時間:16:00〜
料金:無料

『サーチエンジン』は、簡単な検索ワードを元に、インターネットでピアノ曲
の楽譜を検索後、直ちにプリントアウトし、それをピアニストが即座に演奏するというシンプルな構成のコンサートです。


今回の公演は、川崎市市民ミュージアムで行われている、『複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡』という展覧会の最終日に関連企画として行われます。かの有名な『ピアノ炎上』を行った粟津潔さんの展覧会です。方法マシンの『サーチエンジン』は、次々にプリントアウトされる楽曲にピアニストが翻
弄され、ピアニストが炎上するような企画です。

巨匠粟津潔の展覧会の最終日、ピアノ炎上そしてピアニスト炎上。
そして、外に出れば春。桜も咲いている。

3月29日は、まさに前衛お疲れさま!前衛2.0こんにちは!
というような、新しい時代の幕開けとなるでしょう。


終わったら、近くの公園で盛大な花見を予定しています。
新しい時代の音楽文化に関しておおいに飲みながら語りましょう。

皆様のご来場をお待ちしています。


川崎市市民ミュージアムへの行き方
http://www.awazu2009.jp/access.html

サーチエンジン紹介ビデオ

投稿者 taro : 16:59 | コメント (0)

2009年03月17日

今週末22日@横浜・山手ゲーテ座 音楽映画 第六番・寿町 第七番・リオ デ ジャネイロ 同時上演!!!!!!!!

お待ちしております!!

音楽映画2008
第六番(寿町)・第七番(リオ) 同時上映!
http://taro.poino.net/musicinema2008/
予告編
http://www.youtube.com/watch?v=SHrGIzyFiSU

日時:2009年3月22日(日)
開場:18:30 開演:19:00
入場料 前売1000円 当日1500円チケット予約・問合せ ナヤ・コレクティブ
nayac@mc.point.ne.jp  
tel&fax : 03-5875-8306(電話は平日の11:00〜17:00)出演 : 馬場省吾 小林紀貴 杉本喜洋
   佐藤菜穂子 山口礼子 北條知子
企画・主催 : 安野太郎
協力 : 山手ゲーテ座
制作 : ナヤ・コレクティブ
助成 : 横浜市先駆的芸術活動助成金

神奈川県横浜市中区山手町254
港の見える丘公園前の岩崎ミュージアム地階
会場:山手ゲーテ座(岩崎ミュージアム地階)


音楽映画とは、作曲家・安野太郎が2007年から続けている声と映像の為の音楽である。作曲家は映像を撮影し、編集することによって作曲を行い、作曲された映像に映っている事柄を言葉にし、その言葉を声に出すパフォーマンスによる実現を演奏と呼ぶ。音楽映画はこれまでに第五番まで制作され、今回発表される第六番・寿町、第七番・リオ・デ・ジャネイロは新たな解釈により実現される。


 これまでの音楽映画
 第一番『山手線』 初演:2007年2月@川越美術館 
 第二番『三宅島』 初演:2007年7月@三宅島 第23回<東京の夏>音楽祭参加公演 “手順派”合同祭『極東の架空の島の唄』
 第三番『名古屋』 初演:2007年9月@愛知県芸術劇場 AACサウンド・パフォーマンス道場
 第四番『横 浜』 初演:2008年1月@創造空間9001 平成19年度横浜市創造的芸術文化活動支援事業補助金
 第五番『大 垣』 初演:2008年9月@大垣市スイトピアセンター 大垣ビエンナーレ


本編からのスクリーンショットです。










投稿者 taro : 05:36 | コメント (0)

2009年01月23日

サーチエンジン、音楽映画 抱き合わせチラシ

フェスティバルで色々なプログラムをのせたチラシはあるけど、全然別の二つの企画を抱き合わせる
チラシなんてあんま無いんじゃないでしょうか。


クリックで拡大します。

投稿者 taro : 03:00 | コメント (0)

恥ずかしい写真

ZAIM入居者の写真家である、鈴木悠子さんがポートレートを撮ってくれました。
鈴木さんかなりの腕前だと思います。自分の写真はあまりすきじゃないですが、この写真愛せます。
でも、はずかしいです。

投稿者 taro : 02:21 | コメント (0)

2009年01月22日

文化庁メディア芸術祭 講評

『サーチエンジン』についても述べられてます。

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/review/art.php

投稿者 taro : 16:41 | コメント (0)

2009年01月20日

najimi

なじみはじめました。
http://najimi.jp/


投稿者 taro : 03:28 | コメント (0)

2008年12月10日

祝!方法マシン 『サーチエンジン』 文化庁メディア芸術祭

『サーチエンジン』入選お祝いバナー大

投稿者 taro : 12:53 | コメント (0)

2008年10月07日

2008年10月 7日(火)岐阜新聞 分水嶺

分水嶺は朝日新聞でいう天声人語のような新聞一面にある岐阜新聞のコラムだそうです。

http://www.gifu-np.co.jp/column/yoki/yk20081007.shtml

「難解で苦手」と言う前に接する機会の少ないのが現代音楽だろうか。先月下旬、大垣市で開かれた「岐阜おおがきビエンナーレ」で、市内にあるIAMASで学んだ若手アーティストたちの現代音楽コンサートを体験した。

▼そもそもIAMASとは、情報科学芸術大学院大学と県立国際情報科学芸術アカデミーの略。要は新しいコミュニケーションの形をアートで模索する試みといった感じだ。

▼会場のスイトピアセンターに集まったのも若い人たちが目立った。普段着姿の演奏者。楽器ばかりかパソコン、スクリーンもあった。

▼出だしから意表をつかれる。映画音楽ならぬ作品「音楽映画・大垣編」はスクリーンに向かい8人の若者が立ち、次々と映し出される大垣の風景を言葉にしていく。「看板」の文字を読み、「歩く人」や「自転車が走る」と叫ぶ。映像が言葉に置き換えられ“大垣”が歌い上げられていく。

▼今年の武満徹作曲賞1位となった松本☆一さんの作品は「広島・長崎の原爆投下についてどう思いますか?」。アンケート回答文を名詞や接続詞などに分解し音にする。言葉が新しい音の連なりとなり、エキサイティングな響きを生み出す。

▼新たな“伝達回路”の創造と若いアーティストの熱気。聴衆から聞こえた「かっこいい!」も、そんな表現への共感と聞こえた。芸術の秋に“食わず嫌い”はふさわしくない。

投稿者 taro : 22:56 | コメント (0)

2008年10月01日

sound and vision vol.3

sound and vision vol.3で大垣で行ったイアマス・コンテンポラリーミュージック・コンサートが再現されます。

Sound and Vision とは…
<音と光>を軸に、見えざるものを見せてゆく作業を行うアーティストを中心に、音と光のアート作品を集めた展覧会です。
3回目となる今回の展示では、より規模と内容の充実を図り、ZAIM外部からのアーティスト団体のコラボレーションや、レクチャー・コンサートやライヴ・コンサート、シンポジウムなどを企画しております。
是非お誘い合わせの上お越し下さい。

コンサートイベント日時
2008年10月17日(金曜日)
19:00から 参加料:1000円
場所:ZAIM 別館 2階

展覧会日時
2008年10月11〜26日まで
open 11:00 close 19:00

アクセス
・JR根岸線、横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩五分
・みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩二分

[企画/主催]Sound & vision vol.3 実行委員会
[共催]ZAIM(財団法人横浜市芸術文化振興財団)
[協力]東京芸術大学先端芸術表現科(古川聖研究室)武蔵野美術大学映像学科 多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース 多摩美術大学映像演劇学科 早稲田大学川口芸術学校 東京工芸大学メディアアート表現学科 IAMAS(情報科学芸術大学院大学) On-Coo Taguchi SANYO YCAP Rainbow The Dark room Int ひかり祭り SHINKILOW Evolution


アーティスト
[展示]
・川崎義博・浅野耕平・瀧健太郎・RhizomeTV(大江直哉 大槻竜二 工藤泰士)・Christophe CHARLES
・鄭萬英・furukawalab・鈴木泰郎・久保田晃弘・齋藤正和・萩原健一・山本圭太・It's a sunny day -short works ミアカビデオアーカイブによるコンピレーション・不定義な境界線プロジェクト
  V.A.: カルロ・サンソーロ、エリカ・フランケル、はぎのみほ、VCT、etc ・笹川治子・野口蓉子
・坂田希究・森未央子投石浩次・西田みのり

[イベント]
アンケートアート・安野太郎+H.584・有川滋男・久保田晃弘・福島諭・古川聖・柴山拓郎・生形三郎・Christophe CHARLES・三輪眞弘・前田真二郎・大木裕之・有川滋男・齋藤正和・瀧健太郎・みみづ
・RhizomeTV

<11日>18:00〜20:00
久保田晃弘コンサート 
 タイトル:『Stochastic Movie & Guitar Improvisation』


<12日>18:00〜20:00 入場無料
 古川妍+シャルルさん コンサート

 古川聖   『Poly-Reading』
 柴山拓郎 『sliced piano projections』
 生形三郎 『Multistory scenery』
 Christophe CHARLES 『タイトル未定』


<13日>ゲスト企画
鈴木昭男 レクチャーコンサート
 タイトル:『ひなたぼっこの空間から20年』
 17:00~19:00  参加費:1,500円

<17日>19:00〜21:00 入場料1000円
イアマスコンテンポラリーミュージックコンサート
アンケート・アート
安野太郎+ H.584
福島諭
みみづ

<19日>17:00〜19:00 入場料:1,000円
 レーベル作家によるショートムービー&トーク
『SOL CHORD SCREENING / REFLECTING BODY』

 有川滋男 ARIKAWA Shigeo
 Her Ironical Me (2008)他

 前田真二郎 MAEDA Shinjiro
Wedding 結縁 (2007)
 日々"hibi"AUG (2008)他

大木裕之 OKI Hiroyuki
 TRAIN 松前君の兄弟の神殿の形2 081019 mix *ライブ上映


<25日>時間未定 場所未定
MIHARI(伊達麻衣子/瀧健太郎/大江直哉) 『LIB performance』
Rhizome TV 『Black Box Video Sound performance』

投稿者 taro : 16:57 | コメント (0)

2008年09月06日

一日ダンサー募集

音楽で関わります。
1日で6曲作ります。

ナデガタインスタントパーティー

投稿者 taro : 15:42 | コメント (0)

2007年12月14日

音楽映画 第四番 横浜 予告編ムービー 公式サイト

公式サイトで、チケット発売開始です!

http://taro.poino.net/musicinema_yokohama/

投稿者 taro : 18:43 | コメント (0)

2007年07月31日

AACパフォーマンス道場

AACサウンドパフォーマンス道場に入選しました。

この企画はコンペティション形式なんだけど、すでに完成した作品を求めているわけではなく、企画書や、企画に関する音源、映像などを提出してその発展性を見込まれた作品が、上演機会を与えられる。というものなのです。
入選作品には制作費の補助が与えられ、作品のブラッシュアップ・プログラムもあり、とてもユニークなコンペティションです。ユニークではあるんだけど、何故サウンド・音楽系にいままでこのようなコンペが無かったんだろうというほど、わりと世の中にあって当然のコンペだとも思う。とにかくなかなか類をみないコンペではあるので、愛知芸術文化財団はこの企画を全国に誇ってもいいと思うし、もっとみんな真似しろ。
音楽系の作家(とその卵)で、人前でプレゼンをしたり、企画案を提出したりということはあまり縁がないかもしれない、僕はIAMASに通っていたということもあってプレゼンにはいくばくか馴れた。大コケすることもある(むしろ良くコケる)けど、もうコケることはどうでも良くなった。あるアートマネジメント筋の話しでは、現代音楽系はお金が降りにくいとかいう噂を聞くがそれもそのはず、自分の作品をプレゼンテーションする機会がほとんど無いのだから。アピールしようにもどうアピールすりゃあいいのか分かんない。特に自分と違う文化圏の人にアピールする機会は必要だと思う。お金が絡んでくると、自分の文化圏外の人間にアピールすることがどうしても不可欠になってくる。自分と違う文化圏の人にアピールしない作品はどんな作品になるか。。。もうこれ以上というかすでに自分も苦しくなってくるので言えないよ〜。
これを見てる知人は僕に対しておめえはどうなんだよって多数のツッコミを入れてくれてるかもしれないけが、自分のことを棚に上げて言ってます。

僕は去年行われたこの企画の第一回公演を鑑賞して痛く感動したので、今年アナウンスがあったらきっと出そうと思っていた。けれども今回アナウンスがあったときに、この企画にマッチした企画が自分の中にあるかといったら、そうでもなかったのだけど、今の自分で「これだ!」と思う物は音楽映画しかなくて、とにかくどうなってもいいから出したれと思って企画を提出したのでした。僕は提出期限にきっかり間に合うように出したんだけど、後から見たら提出期限が10日も延びていて、それを見てショックでもうダメかと思ってアンフェアだーっていって今度は愛知芸術劇場のエントランスでゲロ吐いてやろうと思ったけど、とりあえず入選できて良かった。

けど、これから大変だよきっと。音楽映画・横浜もあるしね。とにかくお小遣い稼ぎをしなくても良い大義名分ができてそれだけでも僕は嬉しい。

選考結果
AACサウンドパフォーマンス道場webサイト

投稿者 taro : 18:11 | コメント (0)

2007年07月24日

webサイトリニューアル

何年か振りにwebサイトをリニューアル
作業は殆ど一晩で終わらせた。 トップページの写真は、ランダムで変わります。3つ揃っても何もないけど、何かあるかも知れません。
情熱の赤 血液の赤 元気な赤

午前中から夕方にかけては、作曲。
ビット運指(これもweb復活させなきゃな〜)に関する作品を新しく書いている。作曲というより、コンポジションだ。
作曲とコンポジションは通常殆ど同じ意味で扱われる場合が多いのだけど、僕のイメージでは、鼻歌はコンポジションとはちょっと違う。鼻歌はどっちかというとインヴェンション。インヴェンションとシンフォニアってすげぇ鼻歌ってことになるけど、
ある意味そんなに間違っていないと思う。

指使いだけをシステマティックに決めていくことを色々試しているが、8ビットで、0から255まで数え上げた方が響きとしては面白く感じる。指使いを決めていくコンポジションにとって音響とは何だ?音響に対する態度を明確にしなければ先には進めなそう。ビット運指の作品を制作していると、常に音楽とは何か?という答えの無い問いと対峙することになって、いつも迷宮入りしてしまいやすいが、それだけ僕にとっては興味深い考えたなのです。 ビット運指に関しては何年も放っておいてしまったので少し後悔。

投稿者 taro : 06:13 | コメント (0)

2007年07月19日

音楽映画・横浜

音楽映画プロジェクトが、平成19年度横浜市創造的芸術文化活動支援事業補助金交付事業に選ばれました。
これから、横浜での音楽映画プロジェクトが開始されます。

http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/souzou/new/070718-01.htm

投稿者 taro : 15:26 | コメント (0)

2007年04月28日

東京の夏音楽祭

今年の東京の夏音楽祭に方法マシンが出演します。
岐阜の三輪さん、名古屋の時間旅行楽団、横浜のチームSZK、東京の方法マシンで「手順派」というグループを作り、
三宅島で合同祭をおこないます。どのパフォーマンスも無料でみれますが、三宅島までの旅費は自己負担で。
船賃+宿泊費+その他で二万円あれば十分です。三宅島に行くだけでも十分価値があるので、是非みなさんも!

しかし、この「手順派合同祭」開催資金が助成金だけでは足らず、今みなさまからカンパを募ってます。
一口5000円で一口以上のカンパをしてくださった方には、もれなく手順派DVDをプレゼントです!

詳しくは手順派webサイトで!

手順派 http://www.purple.dti.ne.jp/naya/tejunha/

投稿者 taro : 12:17 | コメント (0)

2007年03月01日

音楽映画 発表2回目

bug-depayseというグループが主催するイベント「ナンゾザランヤ」で音楽映画 -YAMANOTE LINE STUDY-
を発表します。
3月17日(土)21時から翌日朝の5時まで。
安野の出番は21時から23時までの間になると思います。
2007年3月17日(土)
阿佐ヶ谷 我無双 ( http://www.markisa.net/gamuso/index_j.html)
open 20:30/start 21:00 close 05:00
ticket ¥1,500 (ドリンク別途)

投稿者 taro : 16:10 | コメント (0)

2007年02月02日

3月10日 門仲天井ホール 方法マシン

2007年3月10日(土)
門仲天井ホール
入場料:(第一、二部共通)予約2500円、当日2800円

シャルル・ルイ・ハノンによる『ハノン・ピアノ教本』は、ピアノの練習課題として、すべての指を均等に独立させることを目標とした60からなる曲集です。それは音楽様式にとらわれず、演奏技術そのものに焦点をあてた革命的な教本ともいえるでしょう。機械を自称するパフォーマンス集団「方法マシン」は今回この教本を訓練し、第二部で演奏します。先立つ第一部では、方法マシン仕様書改訂後初の創作作品「シャルル・ルイ・ハノンの墓」を演奏します。

第一部 カフェ『シャルル・ルイ・ハノンの墓』営業14:00〜18:00
作曲:方法マシン
(「ハノン・ピアノ教本」へ、方法マシンによるオマージュ)
(出入り自由。1ドリンク付き。入場時にチケットをご購入ください)

第二部 コンサート『ハノン・ピアノ教本』
19:00開演 作曲:シャルル・ルイ・ハノン
(前人未到のハノン全曲奏破)
(第一部と共通チケット)

予約・お問合せ:
方法マシン事務局 tel&fax 03-3921-4309(ナヤ・コレクティブ内)
ticket@method-machine.com

主催:方法マシン
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
協力:門仲天井ホール(復P祭参加公演)

CM放映中!

投稿者 taro : 17:31 | コメント (0)

2007年02月01日

トム・ジョンソン 作品演奏会

http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/event/070223TJ.htm
2007年2月23日(金)19:30 開演(1830開場)
予約2800円/当日3000円 (全自由席)

会場:門仲天井ホール
〒135-0048 東京都江東区門前仲町1-20-3-8F
tel:03-3641-8275 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/

予約/問合せ:ナヤ・コレクティブ
nayac@mc.point.ne.jp
http://www.purple.dti.ne.jp/naya/

ミニマル・ミュージックの巨匠にして、そのラジカルさがジャンルを超えて刺激を与える作曲家、トム・ジョンソン。厳格な数学的システムに基づいた作品から、自己言及的なテキストをともなった演劇的な作品に広がる多彩な様相を見せるが、いずれも音楽を客観的に問いつめる姿勢に裏打ちされている。同時に、そんな哲学的な問いかけを、難解さとはまったく無縁に、平易かつユーモラスに発してしまうところにその魅力はある。
 監修に足立智美を迎え、作曲者自身の全面協力のもと、実力派の演奏者が集結、過激な退屈さからコメディとも呼びうるパフォーマンスまでの振幅を十全に見せ、聴かせる。特異な性質ゆえに日本ではなかなか演奏の機会に恵まれなかった、音楽の極北世界を聴かせる貴重なコンサート

投稿者 taro : 17:26 | コメント (0)

楽譜出版のお知らせ。

この度拙作「太陽系の小さいショーロ」が、楽譜出版社の(株)マザーアースから出版されました。
クラシックギターソロの為の作品です。購入はオンラインからの注文が便利です。書店でも注文すれば手に入ると思います。
もし購入してくださるという奇特な方は、以下のリンクよりどうぞ。
購入

投稿者 taro : 13:34 | コメント (0)

orb vol.4_2007年2月24、25日

マルチチャンネルのスピーカーによるライブイベントが、東京電機大学の主催で2月24、25日の二日間行われます。
場所は川越美術館です。

安野の出演は、24日の15:20からの回。
まだタイトルは未定、映像と音の音楽作品になります。

川越市立美術館

投稿者 taro : 13:28 | コメント (0)

2006年10月20日

CD『中ザワヒデキ音楽作品集』

方法マシンの生みの親
中ザワヒデキさんのCDが発売されます。
安野は声で参加しています。

http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/records/NakazawaCD/nayazawaCD.htm

投稿者 taro : 02:52 | コメント (0)

2006年10月19日

方法マシン代表就任

今月から、方法マシンの代表が鶴見幸代から安野太郎に替わりました。
鶴見代表が育てた方法マシン。僕は飛び立たせようと思ってます。
よろしくおねがいします。

2007年2月、3月と公演や出演が控えているので要チェックです。

http://method-machine.com/

投稿者 taro : 23:41 | コメント (0)

2006年07月30日

方法マシン公演

方法マシンの公演が行われます。

一年間の潜伏期間を経て、パフォーマンス集団・方法マシン待望のライブ決定! 「方法」的音楽における西の横綱、英国の鳴鐘術『チェンジリンギング』を筆頭に、アフリカ碁や手旗信号など、古くから伝えられるアルゴリズムに焦点をあてる。

対するは三輪眞弘作品での驚異的な長時間演奏が記憶に新しい演奏家集団・teamSZK。ジャンケン、五十音表、ジェスチャー等の要素を盛り込んだ新作音楽作品を発表。伝統的アルゴリズムと新作アルゴリズムの交差する”アルゴリズミック・パフォーマンス”の宵に乞うご期待!

上演作品(予定):チェンジリンギング、アフリカの石取り遊びの一種、日本船舶手旗信号法、TeAShi (teamSZK version)、かな・ん(初演)他

出演:方法マシン、teamSZK

企画:方法マシン
主催・制作:ナヤ・コレクティブ

チケットあるんで来たい人は声かけて下さい。

投稿者 taro : 01:20 | コメント (0)

2006年06月05日

2006年7月23日(日)

出演します。

中ザワヒデキ
音楽作品展

1997年以降の方法音楽演奏会
+1996年以前のバカCGアニメ上映会

出演

曽我部清典●トランペット

西 陽子●十三絃箏

カール・ストーン●声

足立智美●声

さかいれいしう●声

池田拓実●声

鈴木悦久●声・マリンバ

安野太郎●声

中ザワヒデキ●マウス
監修:足立智美、中ザワヒデキ
企画:ナヤ・コレクティブ

「方法主義」「芸術特許」「灰色絵画」など独自の世界を提示し続ける美術家・中ザワヒデキは、また多くの音楽作品の生みの親でもある。
「方法主義」時代の楽曲群から25曲、演奏陣には第一線の音楽家たちが集結。 数字と言語とアルゴリズムの渦巻く中ザワ音楽ワールドの集大成。また「方法」以前の音楽作品として、90年代にイラストレーターとして一世を風靡した「バカCG」アニメーション群の上映も実現!

2006年7月23日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

電話/メール予約、お問い合わせ:
◆アップリンクファクトリー:
tel 03-6825-5502
factory@uplink.co.jp
◆ナヤ・コレクティブ:
nayac@mc.point.ne.jp

投稿者 taro : 00:32 | コメント (0)

2006年05月16日

2006年6月

延期

taro016.jpg
本格的な開局は夏に延期となりましたが。
新たな放送局プロジェクト「にしすがラジオ(仮)」が始まります。
にしすがも創造舎を舞台にして、ネット上の放送局を始めます。
6月からはトレーニング期間で、webもできるし、音源や映像コンテンツもみれます。
乞うご期待。
メンバーは山本拓海、高橋志津夫、安野太郎、本間無量です。みんなウンコみたいな奴らです。

投稿者 taro : 22:49 | コメント (0)

2006年04月24日

2006年5月28日

渋谷 uplink にて、安野太郎×アンケート・アート

新進気鋭の二組の作曲家、
安野太郎とアンケート・アートによるライブ・パフォーマンス。
安野は「二つの相反するもの、二つのほとんど同じもの」をモチーフに、
二人の女性歌手や二つのプロジェクター、スピーカーを駆使して、
音楽の持つ身体性を掘り下げる。
日本各地で上演を積み重ねているアンケート・アートは、
人民へアンケートを実施し、
その文章解析データを音程、音価に変換して音楽作品を生み出す。
今回のテーマは「憲法第9条」。

アプローチは違っても、共にテクノロジーと表現、
アートと社会の関わりを見つめる二人展。

この春、世界を変えるか?

http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/index.htm

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2006年01月09日

2006年3月25日「プレアヴァ」

さかいれいしう + 松井茂 による新ユニット「プレアヴァ」の為に委嘱新作

◎「PreAva」って誰?

 PreAva(プレアヴァ)歌手さかいれいしう、詩人松井茂によるユニット。
 正式名称「PreAva」。略称「プレタアヴァンギャルド」(略称の方が長いので、略称は使いません)。ちなみに、「プレタポルテ」という言葉があり、それは既製服を意味し、「プレ+アポールテ」の造語。その派生語として「プレタアヴァンギャルド」はあるのだが、これはフランス語として間違っているらしいけれど、日本語文化圏でならば間違っていない(かもしれない)。このことは、極東のアヴァンギャルドとしてフランス人に教える価値があるかもしれない(彼等に教える内容はこれから作る!)……という倒錯したコンセプトによる、21世紀の詩と声によるアート・シミュレーション・ユニットとして活動する。

 「PreAva」の特徴として、他者への依存度が極めて高いということをあげるころができる(第1回は音楽家だが、今後も他ジャンルに依存して行きます!)。自分たちだけでは何もできないことによって、どうしても開かざるを得ないという、ノーテンキなグローヴァリゼーションを考えてみたりすると言う杜撰な戦略……。そもそも戦争の無い国で、軍事用語であるアヴァンギャルド(前衛)という芸術的位置付けは果たして可能なのか? そんなことも考えてみたいような、想像したくもないような……戦争は起こらないはずだけれど、起こっているのかもしれないヘンな場所から芸術を考え、「前衛以前後衛未満」なエステティックを21世紀なりに目指す。突っ込みどころ満載のアート・コスメ(秩序化)に励む。

PreAva No.0 さかいれいしう http://www.reisiu.info/
武蔵野音楽大学にて声楽を佐伯真弥子に師事。三輪眞弘作曲モノローグオペラ『新しい時代』(2000、東京、京都)で主演、松澤宥「白鳥の歌をきけよ」(2003、豊田市美術館)パフォーマンス、銅金裕司『ヴォイスプラントロンライブ』(2004、大阪CASO)演奏、幸村真佐男作「天地人:色即是空」上演(2005、名古屋能楽堂世界ミーム博覧会)など、様々なアーティストと共演し活動の幅を広げている。2006年、松井茂とPreAvaを結成。

PreAva No.1 松井茂 http://www008.upp.so-net.ne.jp/methodpoem/
詩人。主要作品として「純粋詩」(2001年から制作)「量子詩」(2002年から配信)。これまでに一ノ瀬響、宮木朝子、鶴見幸代といった音楽家と共同制作をしている。2000年から2004年まで美術家中ザワヒデキの「方法」に参加。うらわ美術館、豊田市美術館、東京都写真美術館などで作品の展示およびパフォーマンスを行う。「朝日新聞」「読売新聞」などで作品を発表。「美術手帖」などに美術評、クラシックの音楽評を執筆。2006年1月から「現代詩手帖」で美術評を連載中。詩集として『Simultaneous Parallel Circuits』(アロアロインターナショナル)が近刊予定。2006年、さかいれいしうとPreAvaを結成。


◎「PreAva」の理念

 「PreAva」は、21世紀にもなって、現代詩と声で馬鹿馬鹿しくも大まじめにスタイリッシュなことをしてみたいという時代錯誤な欲望から生まれた、松井茂とさかいれいしうによるアート・シミュレーション・ユニットだ。

 これまでにも松井のテキストをさかいが朗読、または歌うというパフォーマンスは、豊田市美術館をはじめ、様々なスペースで行われてきた。特に松井の「純粋詩」とさかいれいしうの声のイメージは多くの人々に共有されている。

 同時に松井の作品は、歌詞としてコンセプトとして構造として、様々なジャンルのパフォーマーの“言語”として使用されてきた。宮木朝子と制作したソプラノ、テープ、朗読による《still voice》、鶴見幸代と制作し再演を重ねているシアトリカルな合唱曲《縞縞》など、実験性とともにそのキッチュさで現代性を評価されている。

 なにはともあれ、もともと難解とされがちな現代詩という分野のなかで、特に難解とされると同時に白痴あつかいされることも多い松井茂のテキストを用いて、スタイリッシュでキッチュでアヴァンギャルドな21世紀のエステティックを掲げた“アート・シミュレーション”を行っていく実験の場として「PreAva」は結成された。

 事実上デビュー公演となる3月24日第1回公演「ショパンを聴いて戦争へ行こう!」は、松井の詩をさかいの声にのせるため、〈いま・ここ〉でなんだか知らないけれど「我々」とか軽々しく言いたくなる作曲家たちに、協力を押しつけるという形態(苦笑)で行われます。

 利用できるものは利用し時流にのっていきたいというのが「PreAva」なのだ。 ◎第1回公演委嘱作曲家

平石博一 http://cat.zero.ad.jp/hiraishi/
作品を初めて発表した72年から一貫してミニマル・ミュージック的な 作風を追及し続けてきた。作品はピアノ曲などの独奏曲,弦楽四重奏をはじめとする室内楽からオーケストラ、さらに電子音楽など幅広くある。舞踏ダンサーや映像作家とのコラボレーションによるステージのための音楽も数多く制作してきたが、近年は美術家とのコラボレーションや空間音楽パフォーマンスに力を注いでいる。

宮木朝子
作曲家、音響デザイナー。映像・ダンスとのコラボレーション、インスタレーションなどの活動を行い、ミラノ「Il gialdino della musica」(1999)などで上演される一方、内外の演奏家の委嘱による作曲活動も行い、ロンドン「Japan Festival2001」カイロ交響楽団「エレクトロメディアの夕べ」などにて演奏される。2004年よりNHK放送技術研究所の立体音響研究に音楽・音響制作協力。2005年より国立天文台・四次元デジタル宇宙プロジェクト3D宇宙映像の音楽・音響を担当、現在日本科学未来館にて常設上映中。近作にアクースモニウム(スピーカーオーケストラ)のための《LITHO/DUB》など。

安野太郎 http://taro.poino.net/
1979年、日本人の父とブラジル人の母との間に生まれる。14,5歳ぐらいから作曲を始めるようになる。2002年情報科学芸術大学院大学入学を前後して近代テクノロジーへの興味から、作曲するイデアの軸がそちらの方へと移る。最近の作品発表は2005年12月日仏学院で発表された、マルチチャンネルスピーカーの為の音楽「ののじで」等。

投稿者 taro : 01:32 | コメント (0)

2006年3月18日〜22日「ニーチェ」

横浜 Bank ART NYKホールにて、Port B公演「ニーチェ」の音楽作曲

百年後のニーチェ。

『ニーチェ 三部作』は解釈によって、さまざまな視点が浮かびあがる
多義的なテクストであるといえるだろう。
2006年の現在、上演はまだフォルクスビューネの制作だけに留まっている。
テクストはさらなる舞台化によって、
新しい地平が切り拓かれることを待ち望んでいる。


2006年3月18日[土]~22日[水] 
BankART Studio NYK ホール

19日[日]15:00の回は、公演後アフター・トークがあります。
開場は各開演の30分前。 受付開始・当日券販売は開演の1時間前です。

チケット料金[税込・全席自由(日時指定)]:
一般=前売り3,000円/当日3,300円
学生=前売り2,000円/当日2,300円 (当日要学生証提示)

チケット取扱い:
制作オフィスPortA企画 tel: 080-5003-5464
fax: 048-269-4679
e-mail: info@portb.zone.ne.jp
Port B webサイト http://portb.zone.ne.jp

お問い合わせ:
制作オフィスPortA企画 tel/fax: 048-269-4679
e-mail: info@portb.zone.ne.jp

前売開始:2006年2月10日[金]  

原作:
アイナー・シュレーフ『ニーチェ 三部作』

構成・演出:
高山明

翻訳:
平田栄一朗
(論創社「ドイツ戯曲30選」シリーズより出版予定)

ドラマトゥルク:
平田栄一朗
林立騎

技術監督:
井上達夫

音楽:
安野太郎

映像:
宇賀神雅裕
三行英登

宣伝美術:
三行英登

出演:
青木純一
暁子猫
井上達夫
ほか

制作:
制作オフィスPortA企画

主催:
Port B

助成:
芸術文化振興基金

協力:

にしすがも創造舎(NPO法人アート・ネットワーク・ジャパン)

投稿者 taro : 00:49 | コメント (0)

2006年3月18日〜21日「4.48サイコシス」

西巣鴨創造舎体育館にてイギリスの戯曲家サラ・ケイン作「4.48サイコシス」の公演。
(音楽担当)[東京国際芸術祭関連公演]

関連webサイト
http://tif.anj.or.jp/program/448.html

作:サラ・ケイン
演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
美術:佐藤慎也
照明:田島佐智子
音楽:安野太郎
演出助手:田中智佳
舞台監督:寅川英司×突貫屋
出演:谷川清美/笠木誠/水町レイコ
久保彩美/徳山富夫

暴力的なデビューからわずか4年後の1999年、自殺によって28才でキャリアの幕を閉じたイギリスの劇作家サラ・ケイン。彼女の遺作「4.48 サイコシス」は、触れる者の肌をしずかに切り開き、深く突き刺さる。その詩的なことばは鬱病で自殺願望をもつ〈わたし〉の物語として作家自身と重ね合わせられてきたが、テキストには人物の指定もト書きもなく、むしろさまざまな人々の生の交錯する、同時多発的な"場"へと裂けている。誰もがもつ「この自分という冷たく黒い池」。そして"他者"と通じ合うこと。魂の舞台ともいうべきその場所から、現在の日本社会の抱える"痛み"が姿をあらわすだろう…

会場
にしすがも創造舎特設劇場

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